ストイックな生活へと走り出す

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夕食後、ふと思いついてNHKラジオのロシア語講座を聞く。

最近はもうロシア語(というより語学全般)とは疎遠になってしまっていて、今日をきっかけに語学をやる習慣を身につけたい。こんなことを思ったのはもう百回をとうに超えている。

短い会話を聞いて、ただ音読するだけ。最初は言葉がスラスラと出てこないのだが、繰り返しているうちに次第に興に乗ってくる。大体のフレーズをほとんど反射で言えるようになると、シャワーを浴びて、風呂場で下手くそに歌うみたいに、声を張り上げ時には身振りを交えてその会話を反復する。これが結構楽しい。

語学が苦手、というよりあんまり好きではないことが自分の選択肢を狭めてしまっているような感覚がずっとあって、なんとかその思い込みを払拭できるように続けていきたい。日記と語学、理想を言えば筋トレの三種が生活に揃えば、それはなんと素晴らしくストイックな生活だろうか。

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『ゴーストワールド』が見たい。 最近ほとんど映画館に行けていないから、1年くらい楽しみにしていたいくつかの映画を見損ねている。『キリエのうた』なんて絶対見にいくはずだったのに、いつの間にか公開が終わってしまっている。『首』も見たいが、このままだとずるずる先延ばしにしてしまうだろう。 それもこれも、映画館が遠いからだ。京都にいる頃には自転車を十分程度走らせれば出町座や京都シネマ、アップリンク京都にMOVIXなど、毛色の異なる映画館にすぐ行くことができた。まだ布団にくるまっているけれどあと30分で始まってしまう、みたいなことになっても、ちょっと慌てて顔を洗って適当な服に着替えて家を飛び出せば、なんだかんだ開演には余裕で間に合っていた。 それなのに、今は映画館が遠い。電車に乗らなければならないというのが本当にめんどくさい。仕事終わりにふらっと立ち寄るのもありだが、やっぱり労働は体力を使うので、どうにも気乗りがしなくなってしまう。そんなマイナスを抱えたまま映画館に行くのは義務みたいで癪だから、いつもトボトボと家に帰る。 しかし、『ゴーストワールド』はなんとしても見たい。どこで知ったのかは覚えていないけれど(雑誌かな?)、かなり前からいつか見たいと思っていた。 青春映画はいつだって正しいし、良い映画の温度感を一度経験してしまえば、寒々とした夜道が心地よい痛みに変わる。退屈な生活の中に持ち込まれるささやかな出来事がきちんと2時間の映画になるという事実を知るだけでも、僕たちが実際に生きている時間も映画みたいに輝くはずだ。
山口宗忠|Yamaguchi Munetada

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