タルコフスキー『鏡』についての論文を書きました

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京大スラブ専修が発行している「Slavica Kiotoensia」で、タルコフスキー『鏡』についての論文(アンドレイ・タルコフスキー『鏡』試論 ——一人称の映画を目指して——)が公開されています。是非読んでもらえると嬉しいです。感想や批判とかもらえたらもっと嬉しいです。

https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/286411

どんな論文かは下記(時間あるときに加筆します)。

https://munetadayamaguchi.com/article/253

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長い間眠ったがゆえの疲労感とともに目を覚ますと、近くから人の声が聞こえてくる。同じ建物の別の階から届いているような具合で、それはちょうど実家の二階から一階で話している家族の声を聞いているような感じだ。 生暖かい空気の中で、ぼんやりと色々なことを思い出す。そういえばもう暑くなってきたということで、窓を開けて寝たのだった。よく聞いてみると、声はアパートの前を通り過ぎる若い家族連れの声だ。 休日であることの特権を大いに行使し、ベッドの上で途方もなく無益な時間を享受した後、ようやく身体を起こし、カーテンを開けると、網戸のこちら側にカメムシがとまっていた。
山口宗忠|Yamaguchi Munetada

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