『日記の瞬間』という企画を始めました

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最近このサイトで日記を更新できていませんが、新たに立ち上げた『日記の瞬間』という企画の中でちまちまと日記を書いています。

日記の瞬間
『日記の瞬間』は、日々色々な人に日記を書いてもらい、その人が知り合いに日記を依頼することで日記のバトンを繋いでいく試みです。

この企画は、簡単にいうと

「個々人が日記を書く」→「知り合いに依頼する」のサイクルを回し、毎日違う人の日記を更新していく

という試みです。どんな人が日記を書いてくれるのか、運営の僕にもさっぱりわからず楽しいです。

「この人はこういうことを気にするんだ」とか「この人はこんな瞬間を心待ちにしているんだ」とか考えながら読んでいくと、当たり前ですが世界には色々な人がいて、物事に対する捉え方も異なっているんだなあということを改めて実感できます。

まあ単純に毎日違う人の日記が読めるので楽しいので、ぜひ遊びに来てください! 日記を書きたいと思っていたり、運営の手伝いをしたいという人がいたら下記よりお気軽にご連絡ください。

momentsinthediary@gmail.com

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仕事終わりにオフィスの入口でエレベーターを待ち構えていると、脇にある傘立てに目がいく。ここには先日から放置されたままのビニール傘が刺さっている。 しかし一日を通して雨とは程遠い天気で(朧げな記憶)、その帰り道に長い傘を持って歩くのはどこか恥ずかしい気がする。それにもう僕は折り畳み傘を手に入れたのだから、その傘を持ち帰らなければならない理由も特にない。 とはいえ悪しき先延ばし癖を抹殺するためには、こういうささやかな選択の機会からめんどくさい方を選ぶ習慣をつけていくべきだとも思う。どうしようか。エレベーターが五階までのぼってくるわずかな時間で、自分がどう振る舞うべきかを決定する必要がある。 そんな葛藤を抱きながら傘立てに近づいてみると、何本ものビニール傘が立てかけられている。この中から自分の傘を拾い上げるのは至難の業だ。しかも奴とは一週間ばかりご無沙汰しており、その特徴も全く覚えていない。 困難を前にして、その戦いから逃げることなどあってはならない。野球部時代に培われた野郎根性が奮い立つ。目をガン開きにして似たような透明の傘が並ぶ傘立てを凝視する。 しかしもう「降りる」ボタンは押してしまっている。いつもはその緩慢さに辟易とするエレベーターの上昇も、今日に限ってやけに張り切っているかのようだ。どれが僕の傘だ……? 思い出せ。あれは確か実家から持ってきたやつだ。いや、それはすでに失くしていて、最新の傘は近所のローソンで買ったやつか? 違う、そいつもどこかのタイミングで入れ替わってしまったのだっけ—— チーン。 タイムアップの音が静まり返ったエントランスに無常に響く。 最近ちまちまとこのサイトを改善していて、昨日はトップページのサムネイル画像に手を加えてみた。マウスオーバーすると画像が半透明になります。あ、あとサイドバーの画像も。 まあしばらくの間はこうやって手製の改修を加えていこうと思う。とはいえ近い将来それだけでは満足ができなくなってしまうだろうから、そんな時には友人に発注とかできたら嬉しい。そのためにもお金が欲しい。
山口宗忠|Yamaguchi Munetada

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