『日記の瞬間』という企画を始めました

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最近このサイトで日記を更新できていませんが、新たに立ち上げた『日記の瞬間』という企画の中でちまちまと日記を書いています。

日記の瞬間
『日記の瞬間』は、日々色々な人に日記を書いてもらい、その人が知り合いに日記を依頼することで日記のバトンを繋いでいく試みです。

この企画は、簡単にいうと

「個々人が日記を書く」→「知り合いに依頼する」のサイクルを回し、毎日違う人の日記を更新していく

という試みです。どんな人が日記を書いてくれるのか、運営の僕にもさっぱりわからず楽しいです。

「この人はこういうことを気にするんだ」とか「この人はこんな瞬間を心待ちにしているんだ」とか考えながら読んでいくと、当たり前ですが世界には色々な人がいて、物事に対する捉え方も異なっているんだなあということを改めて実感できます。

まあ単純に毎日違う人の日記が読めるので楽しいので、ぜひ遊びに来てください! 日記を書きたいと思っていたり、運営の手伝いをしたいという人がいたら下記よりお気軽にご連絡ください。

momentsinthediary@gmail.com

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いつも通り仕事終わりに最寄りのタリーズで作業をする。寝不足でもちゃんと椅子に座ってパソコンを睨み付けることができるようになったのは、自分の中でも結構大きな変化だ。 思えば学生生活の半分以上は、布団の上で寝転がっていた。リサイクルショップで買った二千円くらいの椅子は背もたれが高すぎて首を後ろにそらすことが出来ず、身体の上半身が常に痛む僕にとってはあまり好ましくない代物だった。というより、その椅子に座るのは苦行だった。社会人になって一日中座っていなければならないことを思うと、暗澹たる気分になった。 それによく考えれば、三回生くらいまで部屋に椅子らしい椅子がなかった。食パンの形をした座椅子と、こたつ机があるだけ。どうしても座りたくなった時は、ベランダに出てエアコンの室外機に腰を下ろすか、便器にお尻をのせて汚れたドアの裏側をじっと見つめるしかなかった。だから通販で安い机を買い、部屋に椅子を導入したときはこれで生産性が千倍くらいになるものだと信じて疑わなかった。 まあそういうわけで、僕は大学の五年間のほとんどを、一枚の汚れた布団の上で過ごしたのだ。最初の方は定期的に干したりもしていたけれど、最後の方は年がら年中部屋の中で僕の汗を吸い込むばかり。随分と申し訳ないことをしたと思う。 そんな布団を、僕は京都を去るときに何の感慨も持たないまま、ゴミ袋に入れて捨てた。45リットルの黄色い袋はパンパンに膨れ上がり、袋を縛るために僕はポリエチレンの紐のような箇所を2倍くらいに引き伸ばした。収集場所に運ぶ途中で袋ははち切れてしまった。あれが僕と布団との最後の対面だったことを思うと、何だかやはり申し訳ない気持ちになる。 寝たきりになるまで、あんなに布団と戯れる時期はもうやってこないのだと思う。どんな高級なマットレスを買おうと、僕はそいつと大人の関係を結ぶほかない。さよなら布団、さよなら僕の退屈な日常。 名古屋で出会ったアメ横の写真。この建物が何の建物であるかは知らない。調べたらわかることを、あえて調べないのもたまには悪くない。日常生活に写真が不足している。
山口宗忠|Yamaguchi Munetada

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