器具の(厳密に)正しい使い方

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もずくスープを飲もうと思い、先日買った電気ケトルでお湯を沸かす。

こんなところまで金かけても仕方ねえよな、と思ってAmazonで安そうなものを適当に選んだ。値段相応の軽さというか薄っぺらさがあるし、前に使っていたT-falのやつと比べると沸くまでに時間がかかるのだが、最低限の機能は果たしているので問題はない。

とはいえこの商品を選んだ理由はあって、それは注ぎ口が細いこと。僕がお湯を沸かす理由の大半はコーヒーを淹れることだが、一般的なケトルからドボドボと注ぐのは品がないし、新しくドリップポットを調達するのも勿体無い(学生時代は持っていたが、おそらく前の住居に置いてきた)。それに電気ケトルからわざわざもう一つの器具を通過するのは洗練された動きとは言い難い。これならば沸かして即ドリッパーに注ぐことができるから、というわけだ。

使ってみると実際便利で、生活の中から一つの動作が消えるだけで、一日が少し長くなったような気がして嬉しい。ミニマリストは、こうした感覚に喜びを見出しているのだろうか。

しかし購入時に使い方を具体的に想像してしまったせいか、コーヒーを淹れる以外の用途で使おうとすると、どこか違和感というか、「間違っている」という感覚を強く覚えてしまう。たとえていうなら、ドライヤーで暖をとっているような感じ。このケトルは、もずくスープのための器具ではない。

そんなことを思ったが、でもお湯を沸かすにはこれを用いるのが簡便だから、結局この湯沸かし機を用いる。generalとspecialの違いというのは、生活器具の中にも確かにあるのだなあ、と考えたりする。じゃあどっちを買うべきなんだと聞かれても困ってしまうのだが。


コーヒー周りの器具の名前がどうも覚えられず、いちいち調べていた。ここ数年、コーヒーサーバー、と聞いてもそれが何なのか即座にはわからない。

うっかりキンミヤ焼酎を買ってしまい、シークワーサーサワーを作って飲んでしまった。昔たまに作っていたけれど、やっぱり美味しい。

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十日くらい前にキッチンの蛍光灯が切れてしまうと、立て続けにトイレの電灯も切れてしまい、数日前から部屋がどんよりと暗い。 そういうわけで、ちょっと前にAmazonで照明を購入。ついでに買った三冊の本と一緒に、段ボールに入れられて届く。いつもなら開封するのが面倒でそのまま一週間ばかり放置してしまうのだが、その中に本が入っている喜びからか、玄関の向こう側で荷物が置かれた気配を察するや否やすぐにその箱を回収して開封、その勢いを利用して即座に照明の設置に取り掛かる。 しかし蛍光灯や照明はあまり書い慣れておらず、特に前者はその長さによって種類がたくさんあるので不安になる。一応軽くは調べたが、確固たる自信を持てるほどには調べ切れておらず、まあ大丈夫だろと楽観的な気持ちのまま注文ボタンを押したことを後悔する。 とにかくまずは電灯を設置。電気を消し忘れていたので、設置場所と噛み合った感触があった瞬間に点灯してしまいびっくりする。薄いガラスの向こうから結構な熱が放出され、危うく落とすところだった。小さな反省。 続いて蛍光灯を設置するのだが、やはり不安は拭い切れず、まずはちょっと皿洗いをしたり、スマホをチラチラと眺めたりして時間を潰す。とはいえこんな風に時間を失うのは金輪際やめにしたいので、意を決して蛍光灯をはめ込みに向かうと、これまでの不安はなんだったのか、これ以上なくスムースに蛍光灯の設置は完了し、真っ白の不健康な光がキッチン周りに照射される。 ほっと胸を撫で下ろす。完璧な買い物をした。しかしまあ大丈夫だろ、を積み重ねて構築された自信は脆いはず。
山口宗忠|Yamaguchi Munetada

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