二日酔いに負けない

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遅くまでお酒を飲み、そのまま転がり込んだ人の家で目を覚ます。お酒を飲んだ翌日は無為に過ごしてしまいがちなので、このまま直帰せずにどこかに寄り道しようと思う。

二日酔いに優しいすっきりとした醤油ラーメンを食べながらあれこれと戦略を練っていると、家近くの映画館でちょうどいい時間に『夜明けのすべて』が上映されていることを知る。行こう行こうと思いながら結局行けずじまいになってしまった作品なのでラッキーだった。

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いつも通り職場で昼食を食べた後、あたりを気ままに散歩する。朝は痛いほどに冷たかった風も比較的ましになっていて、確かに少し寒いが食後の眠気を覚ますにはちょうど良い心地よさ。十分ほど歩いてさあ仕事を再開するかと席についてパソコンを開くと、薄々わかっていたことだが強烈な鼻のむず痒さがやってきて、その勢いでほとんど人でも殺せそうなくしゃみが止まらずに出てしまう。眼精疲労と花粉で痛めつけられた目は涙で潤み、どうして俺がこんな目に、とそのまま号泣してやり場のない怒りを四方に発散させてやろうとも思うが、十二分に大人である僕はその感情を抑制して涙と鼻水にまみれたままパソコンを開く。春は憂鬱だ。
山口宗忠|Yamaguchi Munetada

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