ちいさな猫に、おおきな言葉を

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映画美学校の脚本コースに通っていたときに、課題として書いた作品です。2022年の夏くらいに書きました。映像化するとだいたい60分くらいだと思います。

あらすじ

御子柴高校演劇部は、学校内に自前の劇場を持ち、その場所を中心として精力的に活動していた。そんなある日、劇場の取り壊しが突如として通告される。
一方的な決定に反対するべく立ち上がった、現役の演劇部員たちと卒業した演劇部の元部長。彼らはさまざまな工夫を凝らして、劇場の取り壊しをやめさせようとする。
しかし、思いの強さは人それぞれ違った。
はじめは一つだったはずの目的が、次第にすれ違っていく。無謀な戦いの果てに、彼らが行き着く先は——。

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土曜の夜から高大の友人が泊まりにくる。半日以上かけてバイクで京都から東京に来たというのに、一泊だけしたら京都に戻らないといけないらしい。この無軌道さはずっと変わらないが、話を聞くと流石に当初の予定というわけでないらしい。急に生えてきたのっぴきならない事情らしく、ちょっと可哀想にも思えた。 その彼と上野に行って中尊寺展に行ったのだが、電車に乗っている最中から軽い吐き気に襲われて苦しくなる。前々日の飲み会で弱った胃にカツカレーをぶち込んだのが間違いだったのかもしれない。胃もたれが何なのか未だ正確に把握していないが、状況からするとこの気持ち悪さを人は胃もたれと呼ぶのだろう。 仏像を仰ぎ見るふりをして、涼しい展示室の中でしゃがみ込む。「これはあくまで熱心な観察ですよ」と示すべく、定期的にその位置を変えて腹の不調と格闘する。その実仏像の姿形などほとんど捉えられていない。 そんな格闘も功を奏さず、歩いているのもしんどくなったので一人で家に帰る。 そういえば昔京都に観光しに来た友人を案内していて、同じような吐き気に襲われて途中で帰ったことがあったことを思い出す。その友人の結婚式に今度行くことをぼんやりと頭に浮かべながら、俺はいつまでも吐き気に襲われているのだろうと思う。
山口宗忠|Yamaguchi Munetada

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