他人の会話は断片にすぎず、僕は何もわからない

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朝、通勤電車に乗っていると、僕の前に座っている30歳くらいの女性が「幸せってなんだろうね」と呟いた。独り言だったら面白いなと思ったがそういうわけもなく、他人のごとく彼女に目も向けずに押し黙っていた隣の女性が「なんだろうね」と応答し、その静かな会話は立ち消えになる。黙ったまま品川駅で電車から降りる二人の姿を見て、色々な想像を描いてみるが、すぐに電車は職場最寄りの駅に着いてしまい、そんなことがあったこともついの今まで忘れていた。

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京大スラブ専修が発行している「Slavica Kiotoensia」で、タルコフスキー『鏡』についての論文(アンドレイ・タルコフスキー『鏡』試論 ——一人称の映画を目指して——)が公開されています。是非読んでもらえると嬉しいです。感想や批判とかもらえたらもっと嬉しいです。 どんな論文かは下記(時間あるときに加筆します)。
山口宗忠|Yamaguchi Munetada

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