ちゃんとした勉強

article

新しく出た美学の入門書を数日前に読み終えた。

著者はバウムガルテンに関する著作で博士論文を書いた、井奥陽子さん。市民講座の講義をもとにした新書とあって、語り口も柔らかでとても読みやすい。

本書を通して一貫しているのが、美学にまつわる様々な概念が成立する過程を、「AからBへの移行」として捉えている点だ。一つ例を挙げれば、芸術家という概念は「職人から天才」へとその力点が転換したものとされる。芸術家=天才という定式が当たり前になっている現代という時代は、この思想史的な流れを意識することで相対化される。


この本を含め、美学にまつわる入門書を三冊くらい読んでみようと思っている。そのまとめも一つの記事にして公開したい。

しかしこの本にバウムガルテンの名が全く出てこないのにはびっくりした。ど専門を外した、ストイックな著述。なかなか興味深いですね。

article
ランダム記事
朝、具沢山のお味噌汁を作ることにハマっている。というのも、最近土井善晴さんの「人生が楽になるお味噌汁の作り方」という動画ばかり見ているのである。 要点をかいつまめば、「お味噌汁には何を入れたっていい」「具沢山にしてしまえばお味噌汁がおかず代わりになる」という内容。余った食材を適当に放り込んでなんとなく味噌を溶かせば十二分に美味しい一食分の食事ができるということで、かなり実践的だ。 とはいえ僕がお味噌汁にハマったのは、アドバイスの有益さというよりも、単にこの動画がめちゃくちゃに魅力的だからである。 昔から色々なところで言っているが、僕はなぜかYouTubeの料理動画に限って、何度も同じ動画を繰り返し視聴してしまう。葉加瀬太郎がペペロンチーノを作っている動画や、粗品がわかたまスープを作っている動画は冗談抜きでもう数百回ずつ見ている。 どうやら僕は今、そのバリエーションとして先のお味噌汁の動画にハマっているらしい。それで冷蔵庫に食材のあるかぎり、朝から十分くらい時間をかけてお味噌汁を作っているのである。具材もたっぷりだから健康にも申し分がない。YouTubeの最も健康的な活用法である。
山口宗忠|Yamaguchi Munetada

コメント

タイトルとURLをコピーしました