歯軋りの予感

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ちょっと頭が痛い。カフェインを摂取していないせいかなと思い、コーヒーをがぶ飲みしたが、どうも治らない。眼精疲労かしら。目から顎にかけて、筋肉が凝り固まっている感じ。今晩は歯軋りの予感がする。

僕が歯軋り持ちであることを知ったのは、昨年寮で共同生活を営んでいたからだ。ある日同居人に指摘されて、そんなことあるもんか、と思った記憶がある。


渋谷に行った。街全体が平日午前八時の中央線みたいだった。スクランブル交差点で信号待ちをしていたら、近くを歩く同年代の男性三人組の話が耳に入る。

「アメリカはリセットされちゃうから」

なんの話なのだろう。僕の耳には夜の渋谷でその言葉が浮いて聞こえたが、彼らの会話は澱みなく続いていく。


今日も写真を撮り忘れたので、ちょっと前に訪れたテート美術館展の写真。言葉と写真がどんどんずれていく。一周差がつくまであと少し。よくわからないことを言ってしまった。

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今年のお仕事も終わり、完全に年末である。 最終出勤日は午前中に大掃除、午後に職場での飲み会。昼過ぎから飲酒してしまい、十六時くらいにはほろ酔いになってしまう。 「昼から酒飲むやつの気がしれない」と至る所で公言してきたくせに、まあ半ば強制だということで躊躇なくビールやらワインを口に運ぶ。この前泥酔した時以来の飲酒だからか、一口目には若干の緊張があったもののすぐに酔いも回って少しだけ声が大きく早口になってしまう。 家に業者が来る用事があったので、早めに退散。しかし帰りの電車で無性に眠くなってしまう。ついこの間に電車内で眠りこける危険性を知ったはずなのに、睡魔というのはやはり生理的なものであるからどうも抑えることができない。 まあ結局最寄駅でハッと目が覚める程度の眠気であったのでよかった。部屋に戻ると、業者の人が扉前で待っている。遅れたかなと思ったが、そんなことはないらしい。それなら待たせた僕の責任なんてものはないよな、と水をがぶ飲みする。 夕ご飯に油そばを食べる。もう数年は食べていないと思う。なぜだか年末になるとラーメンを食べてしまう。近くにいた友人たちもその多くが帰省をしたり、大切な人と過ごしていたりする。そんな中、底冷えする年の瀬の19時半に、満腹でひとり歩く夜道の寂しさは嫌いじゃない。いつもは頼まない餃子なんか頼んじゃったりしてね。
山口宗忠|Yamaguchi Munetada

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