簡易的な夏休みの終わり

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普段は駅前のスーパーで買い物を済ませるのだが、最近は習慣として日曜日にコメダ珈琲に行っていて、その帰りに駅から少し離れた場所にあるマルエツに寄るのがルーティンみたいになっている。それはいつも夕暮れ時で、食料品を抱え込んでゆっくりと歩いていると、もう食事を作ってちょっと映画を見たり本を読んだりするだけで休日が終わってしまうことに憂鬱を覚え、簡単な夏休みの終わりみたいな気分になる。昨日は冷たい雨が降っていて、その憂鬱に拍車がかかったのかどうしようもなく辛くなり、昔は憂鬱とともにちょっとした愉楽を感じていた休みの終わりが淡白な苦しみでしかなくなってしまった。

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だいぶ暖かくなってきて、半袖短パンで布団にくるまる気持ちよさを思い出す。 心地よさとは「こたつの中で靴下を脱ぐこと」と「短パンで分厚い布団にくるまること」だと信じてやまない。前者はこたつさえあれば冬のあいだ中いつでも実践可能だが、後者は春と秋のごくわずかな時期でしか味わえない贅沢な喜びだ。 程よく寒い室内で、疲れた身体をベッドに横たえて掛け布団の滑らかな感触を肌で感じる。今日は体調も悪くないし、ちゃんと仕事もしたし、帰ってからすぐ夕飯を済ませて風呂に入ったし、ずっとみたかったジャック・ベッケルの『エドワールとキャロリーヌ』も見たし、筋トレとロシア語の勉強もちょっとした。随分と充実した一日で、その終わりがこんな風に涼しさと寒さのちょうど真ん中みたいな気温で嬉しい。
山口宗忠|Yamaguchi Munetada

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