村屋に行きたい

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仕事終わりはやっぱり疲れていて、朝とは異なり座って帰路につくのだけれど、なかなか本を読んだりする気力が湧かずにスマホばかりいじってしまう。

これはあまり良くないぞ、ということで、今日の帰りは漫画を読もうと思う。しかし手元にはなく、東京駅の丸善に寄って漫画を買う。

数字であそぼの七巻を手に取る。すると購買意欲がむくむくと沸き立ってきて、これ描いて死ねとドリフターズの新刊も抱え込んでしまう。三冊も漫画を買って、その中に新しい作品がないのも保守的だよな、と自分勝手な言い訳をこしらえて、アンダーカレントという漫画にも手を出す。僕は漫画に疎いから、今度実写化されるという情報しか持っていない。面白いといいな。


今週末は京都。くるりの京都音楽博覧会を見にいく、というのが一応の口実。会いたい友達はたくさんいるのだけれど、わずか三日の間に誰に会うべきか、みたいなことを考えたくなくて、あんまり人を誘うことができない。

それに京都から帰ってくる時のことを考えると、この時点で少し憂鬱になってしまう。なんてややこしい人間なんだろうね、僕は。

とはいえ、もちろん楽しみ。かなり楽しみ。あと村屋に行きたい。やはり東京に村屋は存在しない。

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年末なので、まとまった休日に入る。今年のハイライトは、やはりスマホ財布鍵紛失事件であろうか。 スマホを失くした僕は、この状況を好機と捉えるべく、あえてスマホを買わないという選択を取ることにした。スマホがあることの便利さを再確認したいという思いもあるし、スマホがあるせいで失った時間を取り戻そうとしているともいえる。まあスマホがないという確固たる事実を良いように捉えなければ、僕が失ったものはなかなか大きくて堪え難い、というのが本当の理由である。 もちろんそのせいでLINEも見られないし、集合場所にきちんと行くためには家を出る前に入念な下調べが必要である。結構面倒ではあるが、案外なんとかなる。というより、連絡が来ないのでなんとかなっているのかを判定する方法がほとんどない。絶対に無視している連絡もあるし、忘れている約束もあるだろうが、それを確認する術がない。 しかし年末である。年の瀬である。各地に散らばった人間も、この期間になれば皆お祭り騒ぎ。久方ぶりに連絡をとってみようか、といつもならば躊躇ってしまうような連絡も、ほんのり回り始めたアルコールが煽り立てるままいきおい送ってしまう季節である。 そう。 僕のスマホには甘酸っぱい連絡が届いている! これは信じていいことなんだよ。なぜって—— ちょっと飽きてしまった。日記でこんなふうに書くと疲れるからやめよう、と誓ったはずなのに。
山口宗忠|Yamaguchi Munetada

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