眠ったはずなのに眠れない朝を迎える

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朝の4時半に目が覚めてしまう。窓から差し込む光は青く、夜の名残が部屋中を覆っている。

確かに前夜寝たのは23時くらいで、いつもより早く目覚めることを期待していたが、これはやりすぎだと思う。明らかに睡眠時間は足りていないが不思議と眠気はなく、朝のうちにやりたいこともたくさんあるし、このままベッドから起き上がってしまうのがいいかもしれない。

でもこんなことはあまりないので少し不安になる。冷静に自分を観察してみると頭はやはり重いような気がするし、どちらにせよ立ち上がるのは億劫だ。

今後の方針を決定できないままじりじりと時間だけが過ぎていき、ようやくもう一眠りすることを決意して目を閉じた時には窓の外は完全に朝を迎えている。あんまり眠くないなと思いながら無理やりこじ開けた夢はひたすらに長く、眠っていたのは二時間足らずなのに起きた時には一週間くらいの疲れがどっと押し寄せてきた。

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杖みたいに長いごぼうが春の食材として売っていたので、思い切って買ってみる。洗いごぼうである。 綺麗に洗われたその根菜は、日焼けした皮膚のようにも見える。実際に手に取ってみると思っていた以上に固く、これが食材であるとは到底思えない。チャンバラでもしてみたいような気持ちになる。 笹掻きにして最近よく作っている豚のあんかけに混ぜ込んでみると、ほんのりと香る土臭さが心地よい。下手くそな包丁さばきのせいで、一部のやけに分厚く切られたごぼうが生煮えになっているが、まあそれくらいは許そうと思う。 最近はこんな風にこれまで調理したことのない食材を買うのが楽しい。
山口宗忠|Yamaguchi Munetada

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