ビッグデータをびっくりさせたい

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今日は仕事が休みだったので、九時くらいにのんびりと起きる。休日の午前はダラダラと無為に過ごすのが常になっていたから、映画でも見ようと思い、先日冒頭で寝落ちしてしまった『暗殺の森』をテレビで鑑賞したが、前回の試聴と同じところでまた寝てしまう。

昼過ぎに、ゴダールのドキュメンタリーを見に新宿へ向かう。

映画『ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)』公式サイト
『ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)』2023年9月22日(金)より新宿シネマカリテ、シネスイッチ銀座、ユーロスペース、アップリンク吉祥寺ほか全国ロードショー

ゴダール自身の映画と関係者とのインタビューで構成された一本。映画に取り憑かれた彼の人生を通時的に描き出す。

興味深かったのは、このドキュメンタリーの中に時折再現ビデオのような場面が挿入されていることだ。当時のアンナ・カリーナとアンヌ・ヴィアゼムスキーを演じる若い女性が、実際のアーカイブ映像の中に組み込まれている(多分)。どういう意図なのか気になる。まあ過去映像だけだと退屈だというのはあるかもしれないが、日本のバラエティー的なものに親しんでいる僕からすると、そのような構成はなんだか安っぽいものに思えてしまう。


歩きながら何となくミスチルを聴いているとふとスピッツが聴きたくなった。するとSpotifyはTomorrow Never Knowsに続いておもむろにロビンソンを流し始める。わかってるじゃんお前、と一瞬思ったが、だんだんとムカムカしてくる。俺の欲望をわかった気になりやがって。もっと心を無秩序に保ち、ビッグデータとやらを困惑させ続けなければならない。


部外者日記を全く書いていないので、これは良くないよなと思って準備を始めた。またまたみうらじゅんについて。そんなに部外者の話にならないかもしれないけれど、まあ何とかする。脚本も書きたいが、今日は手につかなかった。

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マッシュルームが安くで売られていたので購入。まだ冷蔵庫にマッシュルームは残っているのだけれど、きのこは好きだし問題ないはず。 スーパーをうろうろと歩き回りながら、どうやって食べようかと思案していると、加工肉売り場でベーコンが安売りされていたので、それを使ってクリームパスタにしようと決める。ちょっと前にYouTubeで、なめこを徹底的に炒めるとポルチーニ茸のような香りがして美味しいという動画を見たので、二種類のきのこを使って作ってみる。 確かに長い時間炒めるとなめこの粘り気は飛ぶ。一口味見をしてみると、きのこの味が濃くて美味しい。正直ポルチーニの味なんてわからないので比較はできないが、ナッツのような香りも感じられるし、結構正解に近いのだと思う。 これを作るために生クリームも購入した。きのこ類も生クリームも、早いうちに消費しないといけない。しかしそれらを一緒に調理できる料理など、きのこクリームパスタ以外にあるだろうか。また同じものを食べるのはちょっとテンションが下がるのだが、まあ諦めるしかないだろう。 そういえば、昼ごはんもコンビニで買ったカルボナーラだった。菌類マシマシのフルグルテン生活になってしまう。
山口宗忠|Yamaguchi Munetada

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