七年ぶり

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ポール・オースターの『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』を読み始めた。市井の人から物語を集め、それらを精選した掌編集だ。ラジオ番組での企画がもとで、「現実」に起こった「非現実」的なお話が集められている。

これがかなりいい。フィクションが作り出されるそのきっかけとなるようなエピソードたち。確か受験勉強をしていた頃に地元の本屋で買ったのだから、もう7年ほど本棚で眠っていたことになるのだが、もっと早く読んでおけばよかったと後悔している。日記も飽きてきたところがあるし、似たようなことが僕にできないかと考えたりもする。

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昨日サボってしまったのに今日もサボってしまうと二日も日記をサボってしまったことになるので、22時を朝であると強弁することで昨日のことをあれこれ。とはいえそこそこ酔っ払っており、しかも傍には新しく作ったシークワーサーサワーがあるものだから、昨日と今日の区別なんてあんまりつかないかもしれない。 昼から川崎へ。友人と立ち上げようとしているユニット(?)のWebサイトについて話し合いかつ作業。素人作業ではあるが、かろうじて公開できそうなサイトの外観はできた。まあこういうのは次第にリッチにしていけばいいだろう。ともかく、自分で面白がれるような作品を、他人にちゃんと届けることだけを意識していきたい。己の恥ずかしさを吐露するだけでも、マーケティング的な戦略を取るだけでもいけない。そうした二つの極の間で、今の自分がどちらに寄っているかを常に考えること。まあそんなことが大事なような気がする。 帰り道に、ユニクロで翌日履くためのパンツを買う。今の家には洗濯機がなく、コインランドリーに行かなければならないのだが、数百円かけて洗濯を外でやるにはまだ洗濯物はそれほど溜まっていないから、総合的に考えてそちらの方が安上がりだと判断したのだ。 もちろんこれは言い訳。翌日のパンツ問題を解決する、最もとっつきやすい方法が新しいパンツの購入であったまで。こういう思考だから、いつまで経ってもお金はたまらないのだろう。 しかし誰よりも僕の下着は清潔。 やはり酔っ払っていたので、悪文駄文だが、まあ。
山口宗忠|Yamaguchi Munetada

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