七年ぶり

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ポール・オースターの『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』を読み始めた。市井の人から物語を集め、それらを精選した掌編集だ。ラジオ番組での企画がもとで、「現実」に起こった「非現実」的なお話が集められている。

これがかなりいい。フィクションが作り出されるそのきっかけとなるようなエピソードたち。確か受験勉強をしていた頃に地元の本屋で買ったのだから、もう7年ほど本棚で眠っていたことになるのだが、もっと早く読んでおけばよかったと後悔している。日記も飽きてきたところがあるし、似たようなことが僕にできないかと考えたりもする。

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先日行ったポーラ美術館で見たドガの絵がとてもよく、ついついヴァレリーの『ドガ ダンス デッサン』を買ってしまう。「踊りの稽古場にて」という絵。数人の踊り子たちが、鏡のある一室で踊りの稽古をしている。 壁が右奥に伸びていく非対称的な構図。匿名的にぼやけた顔の輪郭と、その動きの具体性。鏡に映る少女の背部が映る左方と、人で密集する画面の右方。青みがかかった部屋の色もいい。 と書いてみたけれど、何が僕を惹きつけたのかはいまだによくわからない。絵画について、ちゃんと勉強してみたいと思う。そうしたらもうちょっと言葉の使い方が上手くなるかもしれない。 本当はもっといろいろ書きたいのだけれど、眠いし背中がひどく痛むから、今日はこれでやめ。
山口宗忠|Yamaguchi Munetada

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