泣いたふりでも悲しかったりする

article

洗濯機の配送時間が16時〜18時であったこともあり、絶妙に外出する気にならず、ちょっとスーパーに行ったくらいでほとんど一日中引きこもっていた。午後に何をしていたかの記憶があまりない。

日が暮れ始めた時間に洗濯機が届く。自力で設置作業を行い、試運転を行なってみると、排水からじわじわと水が漏れ出してくる。ちょっとでも目を離していたら結構やばかった。

前日に見たリューベン・オストルンドの『ザ・スクエア 思いやりの聖域』がかなり良かったので、前作の『フレンチアルプスで起きたこと』を試聴。前者ほどショットの精度が高いわけでもないし、脚本レベルでの緊張感も抑え気味だが、結構良い。ただ、彼の作品は「男らしさとは何か」みたいなテーマがかなり明示的な形で設定されていて、それを説教くささとして捉える向きはあると思う。

寝る前に『アメリカン・ビューティ』も鑑賞。超有名作だし、勝手に軽いラブコメだと思っていたら、全然違った。別に難しい話ではないのだが、何かを語ろうとすると、何かを語り損ねてしまうような重層性(これは複雑さとは違う)がある気がした。


一人で号泣するほどに悲しいことがあり、その気持ちを相手に伝えたいのだが、しかし相手の前では涙が自然に溢れるようなこともなく、泣き真似のようになってしまう、みたいな状況について。

映画を見ていて、ふとそんなシーンを思い浮かべたので記録。

article
ランダム記事
ふと銀行口座の残高を調べてみると、残り数百円しかない。しかも明細によれば、二度ばかり「緊急補填金」と称された多額のお金が振り込まれており、それでマイナスがプラスに転じているにすぎない。 こんなにお金を使ったっけなと思いながら、緊急補填金について友人に訊ねてみると、それは本当にまずいと言われる。すぐに支払わないとほとんどの所有物が差し押さえられるし、家族や会社にその情報も知らされるのだという。 再度明細を詳しく見てみると、どうやら僕は化粧品に多大なるお金を使ったらしい。そういえば化粧水と乳液を買った記憶がある。確か普通のドラッグストアではなく、銀座の一等地でエルメスやらルイ・ヴィトンやらが並ぶ一角にある高級感に溢れたお店で買ったような気がする。 クレジットカードの引き落としは今日で、しかもその額は明らかに残高を超えているから、もうどうすれば良いのかわからずにテンパってしまう。こんな災いが自分の身に降りかかったことなどどうにも現実のことには思えず、突然冷静になってこれが夢らしきことに気がついた瞬間、ふと目が覚めた。
山口宗忠|Yamaguchi Munetada

コメント

タイトルとURLをコピーしました