花粉が飛んでいても外に出た方が良い

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リモートで仕事をしていると一日中部屋から出ることがないので、生活の中で何かに気がつく感度のようなものがほとんど極限まで低下してしまう感じがある。こうしていざ日記を書こうとパソコンを睨みつけてみても、昨日の記憶はひどくのっぺりとしていて、確かシャワーを浴びている際にあれこれ短い物語を夢想した気がするのだが、それも見たという記憶だけが残っている夢のように漠然とした記憶で、そんなの一日がまるで存在しなかったことと同じことだと虚しい気持ちになってしまう。

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酔っ払っている。 最近あまり眠りの質が良くない。これはこれまでの人生の中であまりなかったことだから、ちょっと困惑している。悩み事なんて中学生の頃の方が多かったのだから、端的にこれは体力の低下というべきなのかもしれない。 あくまで自分は散文書きだと思っているのだけれど、本当にそうなのか不安になる。正直僕の書くものはラジオ職人と比してあまりキャッチーではない。退屈な題材を、退屈な文章で書いているだけ。そろそろ読み手のことを真剣に考えた方が良いのかもしれない。でも自分に求められているのが何なのか、さっぱり見当がつかない。
山口宗忠|Yamaguchi Munetada

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