これまで調理したことのない食材を買うのが楽しい

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杖みたいに長いごぼうが春の食材として売っていたので、思い切って買ってみる。洗いごぼうである。

綺麗に洗われたその根菜は、日焼けした皮膚のようにも見える。実際に手に取ってみると思っていた以上に固く、これが食材であるとは到底思えない。チャンバラでもしてみたいような気持ちになる。

笹掻きにして最近よく作っている豚のあんかけに混ぜ込んでみると、ほんのりと香る土臭さが心地よい。下手くそな包丁さばきのせいで、一部のやけに分厚く切られたごぼうが生煮えになっているが、まあそれくらいは許そうと思う。

最近はこんな風にこれまで調理したことのない食材を買うのが楽しい。

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最近習慣化していてあまり良くないとは思うのだが、いつも通りコンビニで昼ごはんを買う。 焼きビーフンをを温めてもらう。容器が変形するほどに熱々になったそれを受け取る際に、及び腰でビクビクと手を出せずにいると、店員が「熱いよね!」と笑いかけてくれて、なんだか良い気分になる。 そんなに暑くなかった。容器が変形したのは単に脆弱さによるものだったのだろうか。
山口宗忠|Yamaguchi Munetada

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