日記しか勝たん

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「一日サボるとそれが癖になるよ」

こういうことは小さい頃から母親によく言われていて、素振りとか進研ゼミとかをサボってしまうたびに都度母親の顔が浮かんでいた。

ただ、大学に入って数年は継続的な努力を求められる場に身を置かなかったこともあり、無軌道な毎日を(この言い回しは悪いことに身を落とした人間みたいだけど、そういうわけではなくただの怠惰)送っていた。朝起きて、さて今日は何をしようかと決める感じの毎日。まあそういうのも良くないよね、と四回生の初めくらいにふと思って、じゃあ毎日物書きでもしようか、と自分で自分に枷をかけてみたのがもう数年前のことになる。

その延長線上でここ数ヶ月日記を書いていたのだけれど、本当に冒頭の言葉通り、一日サボるとサボることに対する罪悪感が薄まってしまう。その反動で、ふと思い立った時にものすごく面白いものを書こうと力んでしまうから、短い時間で仕上げるという最初に決めた継続のコツみたいなものを忘却して、結局完成しないゴミの山が蓄積していく。

まあ現状こんな感じで、とても良くない。何が良くないかって、罪悪感は薄まっているのだけれど、確かにそれは存在するということだ。日々処理できない悪い物質が体の中に溜まっていくような感覚で、いつかこれが大きな鬱を引き起こすような気がしてとても怖い。

というわけで、リハビリも兼ねて、日記を中途半端で切り上げることにする。

まあどっちにしろ、色々と力んで書かなければならないものが出来そうなので、日記はあくまで軽やかにやろうと思います。

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ほんのり二日酔い気味で、しょっぱい汁物が食べたい。 ということで、昼休みに職場近くのラーメン屋に行く。濃厚ラーメンみたいな気分ではないので、ぱっと見ですっきりとした醤油ラーメンのありそうなお店を探すと、集来というお店に心を惹かれる。 ビルの一階、ちょっと奥まった場所に位置するそのお店は、一時少し前に向かうと、四、五人の列ができている。まあラーメン屋だからすぐに入れるだろうと思って並ぶと、十分くらいで店内に案内される。 頼んだのは手打ち麺のサンマーメン。存在こそ知っていたが、実際に食べたことはない。頼む際に「あれ、サンラーメン」だっけと疑い、店員の顔色を窺って自分の発言が正しかったのかを確かめてみるが、怪訝な表情を浮かべることもない。多分合っているだろうと思って再度お品書きを見返すと、やはりサンマーメンで合っている。よかった。しかしこれはどういう意味なのだろう。 五分くらいで着丼。キャベツ、もやし、ヤングコーンなどの野菜あんがたっぷりと乗ったその見た目は、まるで二郎系ラーメンであるかのようだ。しかも手打ちの麺はもちもちと縮れた太麺だ。 スープを一口啜ってみると、さっぱりとした醤油味。水分塩分を欠いた身体に染み渡る優しい塩味に、熱々のあんかけが美味しい。やはり二郎系などではない。スープをしっかり吸った太麺は、噛むたびに麦の甘さがふわっと鼻を抜けていく。 しかし何よりこのラーメン、野菜と麺の比率がおかしい。野菜七、麺三くらいの感じ。野菜を口いっぱいに頬張ると、ついでにちょっと麺がついてくるような感じだ。 小さい頃はラーメンでも焼きそばでも、麺だけあれば具材なんてあってもなくても変わらないと思っていたのに、ここ数年で具材こそが麺類の真骨頂だと思えるようになってきた。そんな自分の変化がそのまま可視化されたようなこのラーメンを食べ終えると、お腹がいっぱいで眠くなってしまう。
山口宗忠|Yamaguchi Munetada

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