日記しか勝たん

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「一日サボるとそれが癖になるよ」

こういうことは小さい頃から母親によく言われていて、素振りとか進研ゼミとかをサボってしまうたびに都度母親の顔が浮かんでいた。

ただ、大学に入って数年は継続的な努力を求められる場に身を置かなかったこともあり、無軌道な毎日を(この言い回しは悪いことに身を落とした人間みたいだけど、そういうわけではなくただの怠惰)送っていた。朝起きて、さて今日は何をしようかと決める感じの毎日。まあそういうのも良くないよね、と四回生の初めくらいにふと思って、じゃあ毎日物書きでもしようか、と自分で自分に枷をかけてみたのがもう数年前のことになる。

その延長線上でここ数ヶ月日記を書いていたのだけれど、本当に冒頭の言葉通り、一日サボるとサボることに対する罪悪感が薄まってしまう。その反動で、ふと思い立った時にものすごく面白いものを書こうと力んでしまうから、短い時間で仕上げるという最初に決めた継続のコツみたいなものを忘却して、結局完成しないゴミの山が蓄積していく。

まあ現状こんな感じで、とても良くない。何が良くないかって、罪悪感は薄まっているのだけれど、確かにそれは存在するということだ。日々処理できない悪い物質が体の中に溜まっていくような感覚で、いつかこれが大きな鬱を引き起こすような気がしてとても怖い。

というわけで、リハビリも兼ねて、日記を中途半端で切り上げることにする。

まあどっちにしろ、色々と力んで書かなければならないものが出来そうなので、日記はあくまで軽やかにやろうと思います。

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夕方から渋谷に濱口竜介の『悪は存在しない』を見に行く。 最近それなりの頻度で渋谷に行っているので、大体の出口にはパッといけるようになっていたのだが、上映時間十五分前に駅に着いたこの日に限って迷ってしまう。改修途中の構内は思わぬところで曲がっているし、高架では降りたいところで降りることができない。結局出口から駅を大きくぐるっと一回りしてようやく目当てのスクランブル交差点に到達し、慌ててエレベーターに乗り込む。 映画は面白かった。ちょっと理屈っぽいところもあるような気がするけれど、それはともかくとして面白かった。序盤と終盤はかなり画面構成が凝っていて、たとえば薪割りをする主人公を捉えたロングショットで、その脇に置かれた赤いチェーンソーが引き締める画面のすばらしさ。 以下メモ書き。いずれじっくりとこの作品について書けたらいいと思う。 四幕構成 一幕目の画面が四幕目で繰り返されること→サスペンス! 車内の会話は相変わらず抜群に上手い 崇高(いうまでもない気がするし、理屈っぽさの原因でもある気がするが)
山口宗忠|Yamaguchi Munetada

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